あなたのアイゾーン、好調ですか

思わず見つめたくなるアイゾーン。マスク着用が日常となった今、アイゾーンはこれまで以上に注目されています。望ましくは、ふっくらとした瞼、ハリのある目周り。
一方、一日に1万回以上瞬きをする目の周りの皮膚は、とてもデリケート。あなたはアイゾーンで気になることはありますか?適したお手入れで、魅力的なアイゾーンを目指しましょう。

アイゾーンの皮膚の構造は、他の部分と違っている
目の周りの皮膚の厚さは約0.02mmでとても薄く、皮膚の一番上の角層は、頬などでは10~15層あるのに対し、目の周りでは5層ほどしかありません。さらに皮脂腺が無いため、アイゾーンはうるおいを保つ力が弱く、乾燥しやすいデリケートな構造です。
また、目は起きている間、ずっと酷使されていて、瞬きは1日に1万回以上。酷使される目の周りの筋肉は疲れやすく、血行不良をおこしがちです。
アイゾーンの肌悩みとして、乾燥、目じりの小じわ、まぶた及び目の下のシワ、たるみ、くま、といったものが挙げられます。

アイゾーンのスキンケアで気をつけたい、力加減
デリケートなアイゾーンは、乾燥させないようにたっぷりとうるおいを与え、刺激を与えることを避けましょう。
クレンジングは、できるだけ力をいれないようにそっとおさえるように行い、朝晩のスキンケアでは、アイゾーン専用のスキンケア製品を使いましょう。そして昼間、アイゾーンに乾燥を感じたら早めに保湿しましょう。
くまやくすみは血行不良から。やさしい力加減でマッサージをする、ホットタオルや目元を温めるアイマスクを使う、ストレッチ、ウォーキングなどの軽い運動で全身の血行を促すこともおすすめです。

参考:「医師が教える正しいスキンケア大全」株式会社宝島社、「正しいスキンケア事典」高橋書店