五行のチカラを食べよう。

各地から梅雨入りの声が聞こえ始めました。これから長く降り続く雨に、どことなく憂うつな気分になりますね。でも梅の実が熟し、紫陽花が色づき、雨音に癒されるなど梅雨ならではの楽しみもあります。なによりおいしいお米をつくるために、この季節の水はとても大切ですから、梅雨は五穀豊穣のための天の恵みといえます。

さて、五穀という言葉は古く、古代東洋の自然哲学「五行説」からきています。五行説というのは、万物は「木、火、土、金、水」の5つに分けられ、それらが互いに影響し合ってバランスをつくり、宇宙が成り立っているとする思想です。「木が燃えて火を生じ、火から灰ができて土となり、土から金属が生まれ、鉱脈から水が湧き、水が木を育てる」という自然から見出した循環の法則であらゆる出来事を解釈し、やがてよりよい道を探りだすことに応用されていきました。

五行説では、季節、方角、動物、植物、色、味、音、人の身体など、実にさまざまなものを5つの性質に当てはめて考えます。そこから今でもなじみ深い暦や干支が生まれたり、漢方などの医療や健康に良いとされる薬膳、未来を予測する占い、はては国の統治のあり方にまで発展したといわれています。日本では華道や茶道にも五行説にもとづく作法がみられます。

伝統的な和食もまた、その影響を受けたひとつ。昔から和食は「五味・五色・五法」の基本を大切にしてきました。五味とは「酸味、苦味、甘味、辛味、塩味」の味覚のこと。五色は「白、黄、赤、青(緑)、黒」の彩りのこと。五法は「生・煮る・焼く・揚げる・蒸す」の調理法を意味しています。旬の食材を使い、この基本を意識して料理をすることで、見た目にも美しく食欲をそそり、飽きずに食べることができる上、偏りなく栄養を摂り入れられてバランスの良い食事になります。

こうした健康に理想的な食文化が理由の一つとなって、先ごろ和食は世界遺産にも登録されました。世界に認められた和食を未来へ伝え継ぐために、そして調和のとれた食事をすることで健康になるために、「五味・五色・五法」を毎日の食事に取り入れてみませんか。まずはいちばんトライしやすい彩りを整える「五色」から試してみてはいかがでしょう。

モデーアにも自然哲学「五行説」にならって生まれた粉末タイプのドリンク「モデーア グリーンエクストラクト」があります。スティック包装した1包に、青(緑)・赤、黄、白、黒の5色の植物由来成分を50種類も配合。水や牛乳、ジュースなどにサッと溶かして飲むだけで、植物成分に加えてクロレラや海藻まで一度に摂取できます。1日1包の習慣で不足しがちな植物からの栄養を補い、はつらつとした毎日をサポートします。

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