〜紫外線対策は、スキンケアから〜

日に日に紫外線量が増える今、肌は厳戒体制に。朝晩のスキンケアも、紫外線対策の一部です。

■紫外線対策には、うるおいも大切
肌表皮の一番上にある角質層は、紫外線をはじめとする、外界のさまざまな刺激や汚染物質から、からだを守ると共に、からだ内部の水分が外へ蒸発するのを防いでくれていて、これらの働きは、「肌のバリア機能」と呼ばれます。

このバリア機能には、角質層が、うるおい整った状態であることが大切です。紫外線は、さまざまな肌悩みにつながります。シミはもちろんのこと、コラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやタルミに関係するため、美容の大敵です。

紫外線対策には、紫外線を避けること、十分な量のUVクリームをこまめに塗ること、新鮮な野菜や果物などからファイトニュートリエントを摂ることが大切です。同時に、スキンケアで肌のうるおいを保ち、肌表面の角層のバリア機能を整えておくことにも、同じように注意を向けたいものです。

■手のひらに吸い付くような、うるおいを
湿度、温度が上がってくると、無意識のうちに、さっぱりとしたスキンケアになっていることも。
季節が進んでも、スキンケアは、角層にたっぷりとうるおいを与えることを常に意識したいもの。

化粧水や美容液は、指の腹（はら）を広く使って、力を入れずに肌表面を優しく撫でるようにして、肌になじませましょう。
肌の状態を感じながら、さらに、時間をかけて重ねづけしていくのもおすすめです。手のひらで頬に軽く触れると、手のひらに吸い付いてくるような、つきたてのお餅のような仕上がりを目安にすると良いでしょう。

夜のスキンケアは明日の紫外線対策と捉えて、睡眠中に肌が喜ぶような、たっぷりとしたうるおいを与え、明日に備えていきましょう！

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