〜「変化疲れ」に備える〜

4月からの環境の変化で疲れの出やすい5月は、大切な食事と睡眠の習慣を改めて見直してみましょう。

【大切な栄養と睡眠。見直しのポイントは?】

●日々の食事
入園、入学、就職、転勤など、新生活を始める方が多い4月。新生活は、「新・食生活」かもしれません。お弁当作りが始まる、ランチが給食・外食・お弁当になる、自炊が始まるなど、さまざまな食の変化は栄養のバランスに少なからず影響し、ひいては心身の健康にも関わるかもしれません。

食生活が変化するとき、気をつけたいのは食べるタイミングと栄養バランス。生活が変わると食事が不規則になりがちですが、からだのためには、できるだけ規則的に3食を摂れるようにタイムスケジュールを整えたいもの。お弁当作りが始まり、自分の朝食の時間がとれない、自炊が始まり、朝食がついつい疎かになっていたりしないでしょうか。タイムスケジュールを書き出して見直してみるのもよいでしょう。

また、外食やテイクアウトでは、野菜や果物が不足する心配があります。1日に摂りたい野菜の目安量は、350gで、生なら両手3杯分、加熱なら片手3杯分といわれます。外食やテイクアウトでは、野菜メニューを積極的にプラスするとよいでしょう。果物は1日200g(可食部)の摂取が目安です。リンゴなら一個、バナナなら二本ほどの量です。朝食にプラスする、スナックとして食べるなどを習慣づけては。

●睡眠
新生活がはじまり、緊張や興奮で眠りが浅くなり、ぐっすりと眠れないことがあるかもしれません。新生活の緊張や興奮は、避けては通れないものですが、上手につきあって、質の良い睡眠をとりたいものです。そのためには質のよい睡眠を目指して、からだと環境を整えることが大切です。

夕方からはコーヒーや紅茶などカフェインを含む飲食物の摂取を控え、明るい蛍光灯は避けて、やわらかい電球色のもとで過ごす。ブルーライトを発するPCやタブレット、スマートフォンは眠る数時間前からは見ない、就寝前には、神経を興奮させるハードな運動は控える、ぬるめのお湯で入浴するなどを心がけるとよいでしょう。ラベンダーなど眠りを導く香りを感じるのもおすすめです。さらに、睡眠をサポートするサプリメントを取りいれても。

参考: 青森市ウェブサイト「〜毎日プラス1皿の野菜〜野菜を1日350グラム食べよう!」