身につけよう、キレイを守る正しいメイクオフ習慣。

■メイクのはじまりは……
メイクの歴史をひもといてみると、日本の古墳時代、古代エジプト時代、さらには何万年もの時をさかのぼります。いろいろな説が伝わっていますが、はじめは厄災から身を守る魔除け的な意味合いが大きかったといわれ、それがいつしか「美しくなりたい」という思いも重なり、時代とともに変化し広がってきたようです。たとえば、クレオパトラの濃いアイメイクは、悩み続けていた目の充血をカバーするためのものだったとか。シーザーをとりこにした美貌の持ち主も、コンプレックスを抱えていたのですね。

■キレイを守る正しいメイクオフ
美しさや魅力を引き立てるメイクアップと同じくらい大切にしたいのが、正しいメイクオフです。肌をナチュラルな状態にリセットするための適切なメイクオフをおこたると、肌への負担や色素沈着につながってしまうことも……。きちんとメイクオフして、肌がキレイを保つ力をサポートしてあげましょう。ポイントは、ベースメイクとポイントメイクそれぞれに適したクレンジングを行うこと。ひとつのクレンジングで済ませると、どちらかのメイク汚れが残ってしまうことがあるからです。
また、落ちくいアイメイクの場合、ついゴシゴシと強く拭き取ってしまいがちかもしれませんが、これはNG。最もデリケートなエリアですから、なるべくゆっくりていねいに。専用のリムーバーをコットンに含ませて、やさしくなじませるようにして落としましょう。毎日の正しいメイクオフ習慣で、明日のキレイにも差がついてきますよ。