【2021年5月31日掲載】
米経済誌Forbes（フォーブス）が2021年6月開催予定の「TOP10トランスフォーマティブCEO賞」発表に先立ち、モデーアCEOアスマ・イサクが、ヘルス＆ビューティー分野のeコマース変革への寄与について、Forbes誌に取材いただきました。グローバルトレンドの今後、そして弊社モデーアに関する見解を語りました。
*米経済紙Forbes取材記事原文：
Modere CEO Asma Ishaq On The Future Of ECommerce In The Golden Era Of Clean Health, Wellness, And Beauty (May 19, 2021)
https://www.forbes.com/sites/robertreiss/2021/05/19/modere-ceo-asma-ishaq-on-the-future-of-ecommerce-in-the-golden-era-of-clean-health-wellness-and-beauty/?sh=127d95ab2b10
これからのクリーンヘルス、ウェルネス、ビューティ産業のeコマースビジネスの展望について
昨年より、消費者の購買行動やおうちでの過ごし方など、我々のライフスタイルは生活の隅々まで大きく変化し、健康やウェルネスを高める方法に対しても拍車がかかり、例えばより良い睡眠習慣、運動、瞑想、さらに地球に優しい家庭用洗剤の利用、スーパーフードや栄養補助食品の摂取などの情報を目にする機会が増えました。より健康的で自然由来の良い製品への需要も高まり、さらに「クリーンビューティ」といった自然由来のビューティ産業にも需要が広がりました。また、長期間の都市封鎖により、オンラインでのお買い物が生活不可欠な購買行為となりましたが、徐々に今までの普通の生活に戻りつつ、これからの購買行動について専門家含め業界全体が注目しています。
健康、ウェルネス、クリーンなライフスタイルの代名詞であるブランドの1つがModere社（モデーア、以下モデーア）です。クリーンラベルを掲げ、環境に優しいこと、さらに純粋な栄養が含まれていることをコンセプトとしてブランドメッセージが確立されています。「ヘルス＆ビューティ：eコマース」のカテゴリーでアメリカのヘルスケアを変革するTop 10 CEOの1人に選ばれた、モデーアCEOのAsma Ishaq（アスマ・イサク、以下アスマ）に、eコマースと自然由来の美容、健康、ウェルネス産業において、モデーアの位置づけ、および展望について話を聞きました。
筆者Robert Reiss（ロバート・リース、以下ロバート）：アスマさんは、今はまさにヘルス＆ウェルネス業界の黄金時代に入っているとおっしゃいました。 それはどういう意味ですか？
アスマ：自然由来製品の業界は、特に過去1年間の成長予測が大幅に上回っており、それは社会全体がどこに向かっているのかを示していると思います。今の消費者はさまざまな方法で健康を優先し、さらに持続可能性、安全性、および家庭で使用する製品の種類に注意を払っています。個人の健康とウェルネス、特にクリーンラベル、オーガニック、自然由来製品などへの関心の高まりは、市場のトレンドからも明らかです。
モデーアCEO、Asma Ishaq（アスマ・イサク）；DREW XERON撮
ロバート：このような傾向は続くと思いますか？
アスマ：確実に続きます。市場調査によると、消費者の83％は、1年前よりもヘルス＆ウェルネスに積極的に取り組んでおり、健康的な食事、運動量の増加、ストレスの軽減、感情のバランスの回復などの方法を模索されています。 このような傾向は当社での成長にも顕著に表され、昨年はかなりの売上高増が見られました（前年比90％増、2020年対2019年）。また、昨年に比べて現在まで150％の成長傾向にあるため、需要は引き続き増えています。
ロバート：それは素晴らしい成長ですね。おめでとうございます。アスマさんは長期にわたり自然由来製品の業界に携わり、さらにコラーゲンテクノロジーのパイオニアとも認識されていますが、モデーアが競合他社との違いは何でしょうか？
アスマ：クリーンレーベルの先駆者として、モデーアは30年以上に渡り、垂直統合経営の経験に支えられています。当社は革新的な技術、臨床検証、複数の米国および国際特許、そしてベストアンチエイジング製品、ベストウェイトマネジメント製品、ベストジョイントヘルスサプリメントなどを含む数十の賞を獲得し、さらにコラーゲン、栄養補助食品、パーソナルケア、家庭用洗剤のカテゴリーをリードしています。高性能で効果的でありながらも、地球に優しく、クリーンで自然で安心安全な製品を消費者に提供することを最終目的とします。
ロバート：モデーアは、小売店に製品を卸さず、消費者に直接販売していると思いますが、その理由を教えていただけますか？
アスマ：2008年に、自身よりまだ多くの一般消費者に知られてない栄養学に関する最新技術を発表しましたが、当時から今でも考え方は変わっておらず、新しい知識やコンセプトを消費者に直接コミュニケーションをとることが最良かつ最も純粋な方法であるだと信じています。直接的なタッチポイントを作ることにより、より純正なメッセージ発信ができ、お客様ともより深い関係を築くことができます。また、多くの小売向けブランドがオムニチャネルに軸足を移しているなか、モデーアはこの分野でもリードしております。
ロバート：多くの小売業は、実店舗の物理的な制限のためにeコマースに軸足を移していますが、これからブーメラン効果のように、実店舗での消費行動は戻りますか？
アスマ：消費者は実店舗での消費体験に飢えているため、実店舗での消費行動は戻ると思いますが、全体的な消費行動は恒久的に変わると思います。まだ様々な不確定要素が存在している中、ブランドロイヤリティを高めることによりお客様を増やす方針を昨年決定し、これまで以上のブランド価値を感じていただくために積極的に取り組んでいます。お客様は、モデーアの製品、会社、およびその人々への信頼に基づいて、信頼するブランドから製品を購入するといった行動を続けていただくことを図ります。
ロバート：急速に変化のある業界に生き残るため、どのようなアドバイスがありますか？
アスマ：消費者とのタッチポイントが今まで以上に大切だと感じます。機動性と柔軟性を高め、よりパーソナライズされたサービスを構築し、個々の消費者のニーズを理解することが、モデーアが優先する方向性の一つであります。
アスマのインタビューは、次のURLにてご清聴ください。https://theceoforumgroup.com/radio-asma-ishaq-ceo-modere/
