健康のために、美腸週間をはじめよう。

お母さんのお腹の中で小さな命が芽生えたとき、最初につくられるのはからだのどの部分だと思いますか。それは「腸」だといわれています。脳や心臓よりも先につくられるとは意外ですが、それほど人のからだにとって腸は重要な器官。毎日を元気に過ごすためには、まず腸がすこやかでなくてはということですね。

私たちが考える以上に、腸は健康と深く関わっています。近ごろ「腸内環境」という言葉をよく聞きますが、腸の働きを左右しているのが、まさにこの腸内環境。人の腸には600兆〜1000兆個といわれる数の腸内細菌が住んでいるのをご存知ですか。その種類は大きく分けると、ビフィズス菌や乳酸菌に代表される「善玉菌」と、大腸菌に代表される「悪玉菌」、そのどちらか優勢な方につく「日和見菌(ひよりみきん)」の3種類。このバランスが、腸内環境を決めているといわれます。

健康な人の腸内は善玉菌が優勢で、日和見菌を味方につけて腸のスムーズな働きを助けています。ところが腸内で悪玉菌が優勢になると、日和見菌は悪玉菌の味方となって腸内環境は悪化していきます。こうなると腸の働きが妨げられて、からだにさまざまな悪影響があらわれてしまいます。健康へのカギは腸内環境にあるということですね。

さあ、積極的に善玉菌を増やして腸内環境を整えましょう。それには、まず食生活の見直しが課題です。消化の悪い肉類や油分の摂り過ぎは悪玉菌を増殖させます。野菜や食物繊維がたくさん摂れるバランスのよい食事を心がけましょう。またビフィズス菌や乳酸菌を多く含むヨーグルトや乳酸菌飲料、チーズや納豆、ぬか漬けなどの発酵食品も毎日の食事に取り入れたいですね。もちろん、適度な運動や十分な睡眠、ストレスをためない生活習慣も大切です。

善玉菌の手軽な補給には、モデーアのサプリメント「プロバイオティック」もお役に立ちます。小さなカプセルの中に、ビフィズス菌をはじめとする4種類の乳酸菌と、その餌となって増殖を助けるイヌリンを配合。効率よく善玉菌を増やし、毎日の自然なリズムをサポートします。