五行説に学ぶ、梅雨から夏の養生。

雨が続くとスッキリしない気分になるように、私たちのからだは季節や天候の変化によっても影響を受けています。中医学の考え方の基本である「五行説」では、人のからだと自然の摂理が密接な関係にあることが体系的に表現されており、五は、五季・五臓・五色・五味を表しています。四季は五季に分けられ、比較的長く続く夏は、からだへの影響が異なる「真夏」と「長雨」の時期に分類されます。

■日本で「長雨」にあたる6~7月のからだ
この時期、五臓の中でからだにたまりやすい「湿」を最も嫌うのは「脾(ひ)=胃」です。「脾(ひ)=胃」には食べものを消化吸収し、栄養を全身に送り届ける役割があります。「湿」が「脾(ひ)=胃」にたまるとその働きを阻害し、食欲がわかない、何となく消化が悪い、からだがだるい、疲れやすいなど、さまざまな症状がでてきます。また、年齢を問わず、頭が重い、ふらつくといった症状が多くみられるようになるのも、体内に余分な水分が溜まっていることや、水分が巡っていないことが原因とされます。

■この季節の養生として、心がけたいポイント
Point 1 水はけのよいからだにすることが大切
適度な運動や、入浴・サウナなどで汗をかくことで、余分な水分=湿を汗として排せつするのも一つの方法です。

Point 2 生ものは多食せず、冷たいものをさける
胃の弱い方は意識して消化がよいもの、消化能力が高まる温かいものを選ぶことをおすすめします。常温、もしくは少しぬるめのお茶やお湯もよいでしょう。
東洋由来の自然哲学「五行説」の教えを暮らしに取り入れて、心もからだも晴れ晴れとした毎日をお過ごしください

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