日が長いこの時期、夕方から夜にかけての薄暮の時間は、夏ならではの情緒あるひとときです。
一方、最近では、この時間帯になってもなかなか気温が下がらず、暑さが夜まで続く日も。そんな時は夕食の準備に火を使わない、コールドサパーがおすすめです。
早い時間に準備して冷やしておく
暑い一日を過ごし、夕方にはすでにからだが疲れていることも。
朝食後など、早いうちに準備してプレートごと冷蔵庫で冷やしておけば、さっと冷蔵庫から出すだけで涼やかな夕食が始められます。
プレートごと冷やしているので、食事中も料理の冷たさをより長く楽しめます。
トマト、なす、キュウリ、セロリ、スイカなどからだをクールダウンさせる食材をとりいれて、からだの熱を内側から冷ましていきましょう。
食べ応えのあるコールドサラダプレート
例えば、グリルしたチキンやさっと湯にくぐらせた薄切り豚肉、または市販のサラダチキンやローストポークを薄くスライスして、フリルレタス、キュウリなどのお好みの野菜とともに
ガラスのプレートに盛り付け、夕方まで冷蔵庫に入れておく、コールドサラダプレート。
プレーンヨーグルトに、マヨネーズ、刻んだピクルス、レモン汁、塩こしょう等を加えたヨーグルトソースを添えると夏にぴったりな爽やかな味に。
梅干しを刻んで、大葉と合わせた梅ディップを添えても。
豆腐を使ったコールド・ダブルトーフ・ジョイ
豆腐と卵豆腐を小さめに切って、水切りしつつ冷やします。オクラやトマトなどの夏野菜、水気をきった缶詰のサーディン、サバフィレなどをプレート半分に盛り付け、冷蔵庫で冷やします。
食べるときに、豆腐と卵豆腐をプレート半分のスペースに盛り付け、お好みでオリーブオイルと塩、またはめんつゆをかけます。
涼やかテーブルセッティング
ブルーやミントグリーンなど、クールカラーのテーブルマット、籐素材のプレイスマットなどを敷いてコールドサパープレートを置き、グラスにお好みのドリンクを注ぎます。
できれば照明は少し落として、夏の夜のひんやりした夕食をゆっくり楽しみましょう。
参考:「薬膳・漢方の食材帳」実業之日本社