〜後ろ姿は、髪年齢を語る〜

髪のハリ、ツヤのために、したいこと

■薄毛、抜け毛、パサパサ髪を、生み出す要因
思わず目を惹かれてしまう、美しい髪の後ろ姿。年齢を問わず魅力的です。一方、髪のコンディションは、千差万別で、その悩みも様々です。

髪の悩みの原因は、からだの内側からと、髪そのものに対する外側からの二つに大きく分けられようです。

からだの内側からでは、睡眠不足、ストレス、過激なダイエットによる栄養不足、ホルモンバランスの乱れ、加齢などが主に挙げられます。外側からでは、熱、水分、摩擦、ヘアカラー・パーマなどの化学的刺激、紫外線などがあるようです。

■日々のお手入れで、髪を変える
少しの工夫や心がけで、髪のハリ、ツヤを変えていけるかもしれません。内側からでは、まず、睡眠の改善に目を向けてみては。

「髪は夜、作られる」と表現されることもあるように、新しい髪の誕生には睡眠中に分泌される成長ホルモンが関係します。眠る1〜2時間前はスマートフォンやPCを見ない、午後はカフェインを摂らないなど、睡眠の質の改善から、始めてみると良いかもしれません。

外側からでは、ハリとツヤに関係するキューティクルの水分状態を改めて、意識しては。シャンプー後の濡れた髪は、キューティクルが開き、摩擦などの刺激でキューティクルが剥がれやすくなっています。よって、髪を十分に乾かさないまま就寝すると、睡眠中にキューティクルが剥がれ落ち、パサパサ状態になりやすいとされます。

しかし、ドライヤーの高すぎる熱も髪には、良くないようです。シャンプー後は、水分をよく吸収するタオル、ドライヤーの冷風機能などで工夫し、髪を乾かして就寝するとよいでしょう。

また、トリートメントなどの活用で、キューティクルを整えるのもおすすめです。

参考:「女性の薄毛・抜け毛」お悩み解消BOOK」主婦と生活社、「正しいヘア&メイク事典」高橋書店