Personal Care

転ばぬ先のうるおいキープ。


街なかで急に吹き抜けた風に、思わず両手でスカートを押さえ、映画の中のマリリン・モンローになってしまった経験はありませんか? あるいはビル街に渦巻く風で髪が巻き上げられ、神話の中のメデューサになってしまったことは? そう、春は意外に風の日が多い季節。その風も、花粉や黄砂、ホコリなどを含んだクセモノだったりするのです。

ようやく暖房の乾燥から逃れられても、春の外気はまだまだ乾いているうえに、容赦なく風に水分を奪われて、この時期の肌は大ピンチ。それでなくても暖かくなると新陳代謝が活発になり、からだの調子が変わるために肌もデリケートになっています。そっと頬に触れてみてカサカサやゴワゴワを感じたり、鏡の中に肌荒れなどのトラブルを見つけたら、肌のうるおいが不足しているのかもしれません。

肌がうるおうのは、角質層の中にある「水分」と、それをつかまえている「脂質」、そして角質層の表面でフタをするように水分の蒸発を防ぐ「皮脂膜」の働きです。この3つのバランスが整うと肌はうるおいを保ち、みずみずしく透明感のある肌になりますが、春は肌にとってさまざまに悪条件が重なり、バランスをとても崩しやすい季節です。毎日のスキンケアでは、水分・保湿成分・油分を補って、うるおいをしっかりキープしましょう。

角質層はおよそ0.02ミリという薄さですが、約10〜20層の細胞が重なっています。美しい肌というのは、細胞のひとつひとつがうるおいでふっくらして、細胞と細胞の間にもうるおいが満ちています。それはまるでレンガの壁のように、形のそろった細胞がきれいに整列してキメが整った状態です。そのいちばん表面では、皮脂がうすく膜をつくり、角質層からうるおいが逃げるのを防ぎ、外からの刺激や異物から肌を守るバリア機能も発揮しています。

では、うるおいが不足するとどうなるでしょう。肌は乾燥して細胞からも細胞間からもうるおいが抜け、レンガの壁はガタガタに。キメが乱れてすき間だらけの角質層からは、ますます水分が逃げていき、肌の乾燥が悪化する悪循環が起こっています。残念なことにバリア機能も弱まって、花粉や空気中の汚れ、紫外線などからもダメージを受けやすくなってしまいます。

こんな負のスパイラルに陥らないために、春のお手入れでいちばん大切にしたいのが保湿ケア。角質層にたっぷりのうるおいを届けることで、肌がうるおいバランスをキープする力を助けてあげたいですね。

肌が乾燥しがちな季節や、1年中乾性肌という方に、モデーアがおすすめしたいのは「モイスチャライジングローション」です。ややとろみのあるリッチな1滴に、オウゴン根エキス(保湿成分)とヒラマメ種子エキス(保護成分)を配合。肌にすっとなじんで、角質層のすみずみにうるおいを届けます。最近、肌がカサつきがちでメイクのりもよくないなと感じたら、さあ、うるおいケアを。春の風にも負けない、すこやかで美しい肌を守りましょう。

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※参考「美容皮膚科学事典」朝田康夫、中央書院(2002年)


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