充実のバスタイムで、快調な毎日を。

お風呂好きとして知られる私たち日本人。湯船に浸かる入浴スタイルは、世界的に見てみると珍しい文化でもあります。からだを温めたり水圧が加わることによるマッサージ効果、血行促進、それにともなう新陳代謝の活性化や免疫機能の向上、疲労回復などなど、単にからだを清潔にするだけではないメリットを、古くから実感として認識していたのかもしれません。

■バスタイムに自分らしい楽しみを
バスタイムは、自分だけの時間を気兼ねなく楽しめる貴重なひとときでもあります。のんびりとリラックスして一日の疲れやストレスをリセットするもよし、からだを温めながらストレッチやマッサージでメンテナンスするもよし、お気に入りの入浴剤やケアアイテムを使ってキレイに磨きをかけるもよし。自分にあった楽しみ方で、毎日のバスタイムをより有意義なものにしていきましょう。

■タイムリーな入浴は快眠のもと
最近では、毎日の入浴と良質な睡眠との密接な関係も注目されています。人のからだは、夜になり体温が低下するとともに眠りにつくリズムがあるため、就寝前の入浴で体温を少し上げておくことで、そこから徐々に体温が低下し、眠りに入りやすくなるのです。深い睡眠のためには就寝直前の入浴が良いとされていますが、寝つきを悪くしてしまう懸念もあるため、スムーズに眠りにつくためには就寝の2~3時間前を目安に入浴するのがよいようです。
※参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「入浴と快眠」