モデーアが、界面活性剤のラウリル硫酸ナトリウムを 使用しない理由とは。

モデーアがこだわる「使わない成分」
ラウリル硫酸ナトリウム

毎日使う製品にこそ、安全でピュアなものを。
そんな想いに応えるためにモデーアが追求してきた「安全な成分のみを使った製品づくり」は、世界に広く知られ、高く評価されてきました。

しかし、モデーアにはもうひとつ大切にしてきたことがあります。
それは、「使わない成分」へのこだわりです。

世の中には「有害ではないけれども、安全性に賛否ある成分」というものが存在しています。

「有害ではない」ことをもって原料に使用する企業もありますが、モデーアではこのような成分は極力使用を避けるのがルール。
「使わない成分リスト」として明確にリストアップしています。


使わない成分リスト①:ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム

たとえば、界面活性剤として、歯磨き、シャンプー、石鹸、台所洗剤、洗濯用洗剤などの製品に数多く使われている「ラウリル硫酸ナトリウム」と「ラウレス硫酸ナトリウム」。

両成分とも、正しい用法を守れば人体に影響はないと言われてきた成分です。

しかし、脱脂力が強い「ラウリル硫酸ナトリウム」は、肌の保湿維持機能の低下(1991年デンマーク)や、肌の弱い方や疾患のある方への炎症促進(1994年、オレゴン・ヘルスサイエンス・ユニバーシティ)、成分入りの歯磨き粉による顎の上皮細胞の変形・変性(2019年7月、北欧各国の歯科学校合同研究)などの可能性が示唆される研究結果も出ています。

より刺激が少ない成分として改良された「ラウレス硫酸ナトリウム」も、その製造過程で、生体に有害な影響を引き起こす作用のある「環境ホルモン」の働きを持った物質が発生することを問題視する意見も出てきています。


少しでも安全性に意見が分かれるなら、その成分は使わない。

「ラウリル硫酸ナトリウム」も「ラウレス硫酸ナトリウム」も、日本でも安全性が認められている成分です。

しかし、モデーアでは、いずれの成分も歯磨き粉やシャンプー、石鹸などに使用することを禁止しています。

たとえ安全と言われている成分であっても、意見が分かれているものは一切使わない方が良いのではないか、という考え方からです。 

ほとんどの人に影響がなくても、生まれつき肌や口腔内の粘膜が弱かったり、特定の物質に敏感な遺伝子を持っているケースも無いとは言えません。

世界中の皆さまが、安全でピュアなものを取り入れながら、美しく生きる毎日を楽しんでいただけますように。
そんな想いを込めたモデーアの「使わない成分」へのこだわりとその成分を、これから数回にわたるシリーズでご紹介します。


■ラウリル硫酸ナトリウムを使っていない代表的な製品カテゴリ
・ヘアケア
・ボディケア